鯖(サバ)

急いで売りさばく必要があるから「サバを読む」

数字を少なく申告するときなどに「サバを読む」という表現を使います。「このサバを読む」という表現は、数字をごまかすという意味で、江戸時代から使われ始めた言葉です。 当時、水揚げされたサバは、傷みやすく数も多かったために、適当に数えられ、その結果、実際の数と合わないことから、「サバを読む」という表現が使われるようになったとのことです。

  • 学名:Scomber japonicus
  • 分類:サバ科サバ属
  • 英名:mackerel

和食の王道と思われがちなサバですが、日本だけではなく世界的にも消費量の多い魚です。近年はノルウェーからサバを輸入する一方で、アフリカ諸国への輸出量も年々増えています。

サバの特長

サバにはDHAやEPAが豊富に含まれており、日常的に摂取することで生活習慣病の予防につながります。ビタミンやミネラルの栄養価も抜群です。

DHA

DHAはサバの脂肪に含まれている成分です。DHAは体内の細胞に入り込んで、血管壁を柔らかく保つため、血管が硬くなるのを防ぎ、動脈硬化や心臓病など病気を未然に防いでくれます。
また、血液中の悪玉コレステロールを善玉コレステロールに変化させ、中性脂肪を低下させる働きもあることから、生活習慣病の予防に貢献してくれます。

EPA

イワシと同様、EPAの含有量は青背魚の中でも群を抜いています。EPAは血栓を作りにくくして血液をサラサラにしてくれるため、動脈硬化の予防に効果的です。

ビタミンB12

ビタミンB12は野菜や果物にはほとんど含まれていないため、魚介類や肉類などから摂取する必要があります。中でもサバはビタミンB12の含有量が高め。水溶性ビタミンの一種であり、悪性貧血の予防や肩こり解消に効果があると言われています。

サバの注意点

サバを利用するときに気をつけたいのが、食あたりです。「サバの生き腐れ」と言うことわざもあります。サバは鮮度が落ちるのが早いので、生で食べてしまうとアレルギー症状を引き起こすこともあるので十分注意しましょう。
サバには食中毒の原因になる寄生虫、アニサキスもよく見られます。24時間以上の冷凍か、70度以上の加熱を行うことで、アニキサスは死滅するので、食中毒を防ぐためにも忘れずに下準備を行いましょう。