古来から日本を支えてきた米

長い歴史の中で、日本の暮らしに欠かせない食材であるお米。太古の昔から私たちの命を支えてきました。

米の歴史

稲作は中国で生まれました。中国揚子江下流において、世界で一番古い田んぼの遺跡が発見され、約6,000年前に稲作が行われていたことが分かっています。
日本に稲作が伝わってきたのは縄文時代。人々がお米を作り始めたことで、縄文時代が終わり、新たな弥生時代に変わるきっかけとなりました。
お米作りは全国に広まりました。日本でお米が主食として広まった理由として、お米が長期保存の可能な食材だったことと、川が多く寒暖の差がある日本の気候がお米作りに適していたことなどがあげられます。

米の生産量

国内で生産される米の収穫量上位3道県は以下の通りです。

1位:新潟県
2位:北海道
3位:秋田県

収穫量上位はすべて雪の多い地域で占められています。稲作にはたくさんの水が必要となるため、豊富な雪解け水を利用できる雪国での生産が適しているのです。

米の種類と品種

お米は精白などの加工により分類されます。
玄米:籾(もみ)から籾殻(もみがら)だけを取り除いた米。
発芽玄米:わずかに発芽させた玄米。玄米よりも栄養価が高い。
白米(精白米):玄米を精米した米
無洗米:白米の表面に着いている糠の粉を除去した精米
現在日本で生産されているお米の品種は300以上にのぼります。代表的なものとして、コシヒカリ、ササニシキなどがあります。

米の特長

炭水化物

お米の主成分はでんぷんを中心とする炭水化物(糖質)です。炭水化物は分解や吸収のスピードが早いため、エネルギー源としての即効性があります。人間の脳がエネルギーとして利用できるのは糖質のみ。糖質を摂取しないと、エネルギー不足になり、脳の活動に影響を及ぼしてしまいます。糖質を摂取することは、身体のためにも、脳のためにも非常に重要なのです。

ビタミン

お米にはビタミンも豊富に含まれています。ご飯1杯分(約150g)に含まれる栄養として、身体の調子を整えるビタミンB1がキャベツ100グラム分、美肌をつくるビタミンB2が大根100グラム分、細胞や血管の若さを保つビタミンEがゴマ小さじ8杯分含まれています。

無添加

お米が優れている点は、パンやパスタなどの小麦製品と違って、無添加であるということ。身体に必要のない添加物を摂取してしまうことがありません。