コンニャク(蒟蒻)

コンニャクは悪魔の舌?

コンニャクとは

コンニャクはコンニャク芋という、サトイモ科の多年生植物から作られています。

こんにゃく芋

ジャガイモ同様、種芋から育てますが、こんにゃくの材料となるまで成長するのに約3年程度の期間が必要です。

コンニャク芋の生産地

コンニャク芋の生産地は群馬県。全国の生産量の90%以上を群馬県が占めています。群馬県の日照時間の長さや、水はけのよい土壌など、コンニャク芋栽培に恵まれた条件があったことが理由です。

コンニャクの歴史

コンニャク芋の原産は東南アジアと言われています。伝来の時期は諸説ありますが、縄文時代~飛鳥時代に中国から日本に伝えられたという説が有力です。当初は薬として口にされていましたが、次第に食品として庶民の料理に使われるようになりました。
コンニャクを英語で言うと
コンニャクを英語で言うと「Devils tongue」。直訳すると「悪魔の舌」です。もともと西洋にはコンニャクを食べる文化はありません。コンニャクの花と花序軸が悪魔の舌のように見えることから、このように呼ばれているそうです。

  • 正式な英語名:Konjac
  • 学術名:Amorphophallus Konjac, k. Koch

コンニャクの特長

97%が水分でできていて、栄養がほとんどないと誤解されがちなコンニャクですが、実はとても優秀な食材です。

グルコマンナン

コンニャクの主成分は食物繊維のグルコマンナンです。グルコマンナンは多糖類のひとつで、コンニャクマンナンという呼び方もされています。
人の身体の中には、このグルコマンナンを消化できる酵素がないため、消化しないまま内臓を通過することになります。その際に有害物質を一緒に体外に排出してくれるため、この働きで便秘が軽減されます。
また、グルコマンナンには血糖値上昇を抑制する効果もあります。

カルシウム

こんにゃくを凝固させるときに水酸化カルシウムが使われます。こんにゃくのカルシウムは酸に溶けやすい水溶性なので、胃の中で簡単に溶けて、小腸から吸収されます。
カルシウムは骨や歯を形成する重要な栄養素で、ストレスを抑える効果もあります。

セラミド

セラミドは、肌の角質層にある保湿に大切な成分です。
コンニャク芋にはセラミドが含まれており、皮膚や髪の毛などのうるおいを保つ役割を果たします。
肌の乾燥を保護するだけではなく、アトピー性皮膚炎や花粉症の改善にも効果が期待されています。