胡椒

世界で親しまれている香辛料「コショウ」

学名Piper nigrumで、和名は胡椒(コショウ)、コショウ科コショウ属のつる性植物です。果実を香辛料として使います。
コショウの原産地は南インドで、紀元前から薬として使われていました。「同じ重さの金と同じ価値がある」と古代ローマと言われていたそうです。冷蔵庫のない時代に、防腐防菌剤の代わりとしても使われていたようです。

ロングペッパー(ヒハツ)やヒハツモドキも、コショウと混同されがちですが、同じコショウ属の植物でも、品種が違います。ヒハツモドキとヒハツは形状も非常に良く似ていますが、コショウの形状は異なります。

コショウは収穫のタイミングや製法に4種類に分けられます。

黒胡椒
ブ熟す前の緑色の実を収穫し、乾燥させたもの。ラックペッパーと言われています。辛味があり独特の香りがします。
白胡椒
熟した実を、乾燥させた後に水につけて皮を取り除いたもの。皮を剥くと白い実が現われます。ホワイトペッパーと呼ばれます。
青胡椒
熟す前の実を塩漬けもしくは短期間乾燥させたもの。香辛料ではなく食材として利用されます。グリーンペッパーと呼ばれます。爽やかな味です。
赤胡椒
熟した実を白胡椒と違い、皮を剥かずに使います。ピンクペッパーと呼ばれます。マイルドな風味です。

コショウの特長

辛味成分のピぺリン

防腐・防菌効果

古代ローマから重宝されてきた効能の一つです。ピぺリンは防腐作用があります。

冷え性改善

コショウにはピぺリンという辛味成分が含まれていて、色々な作用をもたらします。

ピペリンはアドレナリンの分泌を促進し、エネルギーを発生させる作用や、血管を拡張させ血流を改善する作用があります。そのため、冷え性を改善する効果やダイエットへの期待ができます。

血圧を調整する?!カリウム

コショウにはカリウムも多く含まれています。カリウムは、余計なナトリウムや老廃物を排出する働きがあります。塩分、つまりナトリウムの過剰は高血圧を招きますが、カリウムはナトリウムを排出し、血圧を下げてくれます。

鉄分

こしょうは2g(1粒)あたり、0.27mgを含んでいます。鉄分の1日の摂取量は男性で7mg、女性で6mgです。鉄分は体内でヘモグロビンの成分になり、酸素を体に運ぶ役割をします。
鉄分が不足すると、貧血にや酸素が脳に運ばれず集中力の低下などにつながる可能性があるので、適度に摂取しましょう。