キウイ

ニュージーランドの国鳥キウイバードに似ていたからキウイ?!

甘味と酸味がほど良く調和したフルーツのキウイ。国内のフルーツ消費量が少しずつ減少する中で、キウイフルーツの消費量は年々増えています。

  • 科属:マタタビ科マタタビ属
  • 英名:kiwifruit
  • 和名:キウイフルーツ

キウイの歴史

キウイの原産は中国です。1904年にニュージーランドの女子高校の校長である女性が、中国のキリスト教伝道所からキウイの種子を持ち帰り、ニュージーランドの植物学者によって栽培が始まりました。
1924年には、現在もっとも流通しているグリーンのキウイが誕生しました。その後商用栽培が広まり、品種改良が行われ、ニュージーランドにいたアメリカ軍人の間で人気が高まり、イギリスやアメリカなどへ輸出されるようになりました。
日本にキウイが入ってきたのは1960年代です。アメリカからベジタブルフルーツとして輸入されました。当時、みかんが生産過剰になって価格が大暴落したのを受け、転作作物としてキウイ栽培が全国に広まりました。

キウイの名前の由来

ニュージーランドでキウイの栽培が始まったばかりのころは、原産地である中国の名前をとってチャイニーズグースベリー(Chinese gooseberry)と呼ばれていました。
のちに、果物の形がニュージーランドの国鳥であるキウイバードに似ているため、チャイニーズグーズベリーからキウイフルーツと呼ばれるようになりました。

日本国内におけるキウイの消費量

国の家計調査結果によると、国内の果物消費量は10年前と比較して25%近く減少しています。その一方で、消費量が増えているのがキウイフルーツです。
10年前と比較すると、キウイの消費量は1.6倍増えました。キウイの食べやすさと栄養価の高さから、人気が高まっていると推測されます。

キウイの品種

  • グリーンキウイ:緑色の果肉で爽やかな酸味と甘みが特徴
  • ゴールドキウイ:黄色の果肉で甘味が強い
  • レインボーレッドキウイ:糖度が高い

キウイの特長

キウイには美容や健康にさまざまな効果があります。

美肌とアンチエイジング

キウイには、美肌に欠かせないビタミンCと、アンチエイジングに大きな味方となってくれるビタミンEが豊富に含まれています。
キウイを1個食べると、得られるビタミンCの量はなんとレモン8個分。1日のビタミンC推奨摂取量を100%満たすことができます。ビタミンEの含有量もリンゴの7個分。ビタミンCとビタミンEは一緒に摂取することで抗酸化力がアップするので、美容面での頼もしい味方です。

腸内環境の改善

食物繊維には、水に溶ける水溶性食物繊維と、溶けにくい不溶性食物繊維の2種類がありますが、キウイにはその両方が含まれています。キウイには、100gあたり約3gの食物繊維が含まれており、その含有量はフルーツの中でもトップクラス。大根やかぼちゃ、たけのこと同程度の食物繊維を摂取することができ、便秘の解消や腸内環境の改善が期待できます。

貧血の予防

キウイには葉酸が多く含まれています。葉酸とは、健康な赤血球をつくる機能をもち、「造血ビタミン」とも呼ばれる栄養素のこと。他の食材にも葉酸は含まれていますが、調理の熱で失われやすいという性質を持っているため、生のまま食べられるキウイは葉酸の摂取に最適です。

高血圧やむくみの予防

キウイにはカリウムが含まれているため、過剰な塩分が体から排出されやすくなります。そうすることで、高血圧の予防につながり、むくみの解消も期待できます。

消化吸収の向上

キウイ特有の成分にアクチニジンがあります。アクチニジンはタンパク質分解酵素で、消化を助けてくれるので、魚や肉の栄養をスムーズに吸収できるよう助けてくれます。