カリン

生だと渋いカリン、加工して万能に!

バラ科ナシ亜科の落葉高木です。3月〜5月に花を咲かせ、実を11月頃に収穫できます。カリンは硬くて渋いので生食には不向きですが、少し手を加えて加工することで、色々な活用ができます。また、咳止めの効果があるとして有名です。

カリン(花梨)の原産は中国東部で、中国では約2000年前から薬用として利用されています。中医学では欠かせない存在です。

日本においてカリンの主な生産地は、香川県・愛媛県・山形県・長野県です。

カリンの特長

カリンは、咳止め、痰、喘息に効能を発揮することで有名です。昭和時代にカリン酒が喉に良いとマスコミに取り上げられ、知名度が増しました。
かりんには、タンニン、カリウム、β-カロテン、ビタミンC、アミダグリンやトリテルペン化合物、クエン酸やリンゴ酸などの栄養が含まれています。ビタミンCは、コラーゲンの生成や抗酸化作用が、クエン酸は疲労物質の乳酸を分解する働きが、カリウムには体液の浸透圧を維持し、筋肉の活動や神経の伝達を助ける働きがあります。

注目すべき成分はアミダグリンやトリテルペン化合物。
カリンに含まれる成分アミダグリンは加熱することでベンズアルデヒドに変化。
ベンズアルデヒドは殺菌をし、トリテルペン化合物は喉の炎症を抑える効果あるので、喉に効きます。