ホウキギ

秋田県の特産物「とんぶり」の原料ホウキギ

ホウキギはヒユ科バッシア属の一年草で、ホウキギの名前の由来は実際にホウキとして使ったことからきているそうです。原産地は南ヨーロッパやアジアで、平安時代に日本に伝わりました。ホウキギは、4月に種まきが行われ、9月頃に開花し、紅葉は10〜11月頃になります。7月上旬から9月までライトグリーン、9月下旬から10月上旬頃に紅葉が始まり真っ赤に変わっていきます。

赤く紅葉したホウキギ

ホウキギの実を原料にしたものに、秋田県の特産物「とんぶり」があります。

とんぶりにするホウキギの種子を9~10月頃に採取します。

ホウキギの特長

9~10月頃に採取したホウキギの種子を集めて日干しにして乾燥させたものを生薬名で地膚子(ぢぶし、じふし)といい利尿薬や強壮薬で使われてきたそうです。星型の傘のようなもの(花被片)が付いた状態で生薬は作られますが、とんぶりは花被片や外皮を取り除いて作ります。

ビタミン・ミネラルのバランスは良く、抗酸化作用や免疫活性作用のあるビタミンA(βカロテン)が多く含まれています。水分を吸収して便のかさを増やしていく不溶性食物繊維が多く、腸壁を刺激して蠕動運動を促すので便秘の改善につながります。

過酸化を防ぐ抗酸化作用があるビタミンEも多く含まれていて、老化防止に効果が期待できます。サポニンは余分なコレステロールが血管壁に付着するのを防ぐ作用があり血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。