枝豆

枝豆と大豆の深い関係

夏に人気のおつまみといえば枝豆。一度食べ始めたら止まらないという人も多いのではないでしょうか。最近では冷凍食品としても売られていて、年間を通して手軽に食べることができるようになりました。
そんな枝豆ですが、実は大豆ととても深い関係にあるのです。

枝豆と大豆は実はまったく同じもの

枝豆という植物は単体では存在しません。実は大豆と枝豆は、元は同じもの。枝豆が成熟すると大豆になります。つまり植物としては同一のもので、大豆とは収穫時期や調理方法が違うだけなのです。
若い状態で収穫すると枝豆として食べることができ、未熟な状態で収穫をしないでおくと、いずれ大豆へと成長していきます。
農林水産省では、大豆は「豆類」に、枝豆は「野菜類」に分類してます。

枝豆の食文化は日本から世界へ

もともと未成熟な大豆である枝豆を食べる食文化は、近年まで日本をはじめとしてアジアの国だけに限られていました。それが2000年ごろから、世界各地で「EDAMAME」として、急速に普及。健康に関心の高い人や和食ファンを中心に人気が出て、その後一般の人々にも広まりました。今では、アメリカなどの普通のスーパーの冷凍食品コーナーに「EDAMAME」が見つけることができます。

枝豆の特長

枝豆は大豆であり緑黄色野菜でもあるので、豆と野菜の両方のメリットを兼ね備えた栄養価の高い野菜です。

ビタミンB1

ビタミンB1は、消化液の分泌を促して、糖質をエネルギーに変えてくれるので、スタミナ不足の解消に高い効果があります。疲労解消や夏ばて予防にもってこいのビタミンです。

メチオニン

枝豆に含まれるアミノ酸、メチオニンにはアルコールの分解を促す作用があります。飲みすぎや二日酔い防止に有効なので、お酒のおつまみに枝豆を選ぶのは理にかなっているといえるでしょう。

イソフラボン

大豆の未熟豆ということで、女性ホルモンと似た成分であるイソフラボンを多く含んでいます。イソフラボンは、女性ホルモンの乱れを調整し、PMSや生理不順、更年期障害の改善などに効果を発揮します。

鉄分

枝豆の鉄分含有量はとても高く、ほうれん草や小松菜よりも多くの鉄分を含んでいます。鉄分は貧血への予防効果があるので、しっかり摂取しておきたい栄養素です。

カリウム

枝豆は、高血圧の原因となる塩分の排出を促すカリウムを多く含んでいます。体内の水分量を調整してくれるので、むくみの解消に役立ちます。

 

枝豆の食べすぎには気をつけましょう!

栄養価が非常に高い枝豆ゆえに、食べすぎには気をつけましょう。
100gあたり130kcalもあるので、ヘルシーだと思って食べ過ぎると、カロリーオーバーになる可能性も。一度食べ始めると止まらなくなる枝豆ですが、ダイエット中の人は十分注意してくださいね。
大豆アレルギーの場合
枝豆は大豆の未成熟豆ですので、大豆アレルギーをもっている方の場合は、枝豆を食べる際にも十分注意が必要です。