きゅうり

きゅうりの原産地はインド?!

きゅうりという名前は、「木瓜」や「黄瓜」に由来しています。緑色というイメージのきゅうりですが、昔は熟していない緑の状態のものではなく、黄色に熟したものが食べられていました。

  • 科属:ウリ科キュウリ属
  • 和名:きゅうり(胡瓜)
  • 学名:Cucumis sativus
  • 英名:Cucumber

きゅうりの歴史

きゅうりの原産地は、インドからネパールにかけてのヒマラヤ山麓のあたりだと考えられています。紀元前10世紀頃から栽培が始まっていたようで、その後、6世紀ごろに中国へ、9世紀にはフランス、14世紀にはイギリスへと、次第にアジアやヨーロッパ各国に伝わっていきました。
日本には江戸時代に中国から入ってきましたが、当時は人々の間で好んで食べられなかったそうです。その理由として、きゅうりを切った際に見える断面の模様が、徳川家の葵の家紋に似ていたことがあげられます。
日本での本格的な普及は江戸時代の末期です。このころにきゅうりの品種改良が行われ、歯応えがよく、苦味のないきゅうりができて、人気が高まり、定着していきました。

きゅうりの国内生産

きゅうりは、サラダや酢の物、漬物と、年間を通して人気の高い野菜として、トマトに次いで食べられている果野類です。
きゅうり国内生産のトップ3は以下の県となっています。

  1. 宮崎県
  2. 群馬県
  3. 埼玉県

きゅうりの特長

水分が全体の95%を占め、みずみずしくカリッとした食感が特徴のきゅうり。野菜の中では栄養価が低いと言われていますが、きゅうりならでは美容と健康への効果をお伝えします。

低カロリー

きゅうりの特徴として真っ先にあげられるのが、低カロリーであるということ。1本(約100g)食べても、11キロカロリーしかありません。歯ごたえがある分、満腹感が得られやすいので、ダイエット向きの野菜と言えます。

脂肪の分解

きゅうりには、ホスホリパーゼという酵素が含まれています。この酵素は、脂肪の分解力が強いので、ダイエットの味方となってくれる成分です。

むくみ防止

きゅうりは昔から、体のむくみやだるさを取り除く野菜として、民間療法でも用いられてきました。
きゅうりに多く含まれるカリウムには、体内のナトリウムを排出する働きがあります。またきゅうりには、イソクエルシトリンという成分が含まれており、老廃物の排出に大きな効果を発揮します。むくみの予防、改善には効果的な野菜です。

美肌と風邪予防

きゅうりを1本食べると、一日のビタミンC摂取推奨量の14%を摂ることができます。肌のコンディションを保ったり、風邪を予防するために、ビタミンCの摂取はとても大切です。

 

美味しい「きゅうり」の選び方

きゅうりは、先端から中間部にかけての太さが均一で、鮮やかな緑色のものを選びましょう。小さなトゲトゲが痛く感じるものほど新鮮です。ハリがないものや、皮にシワがよっているものは、傷んでいたり、あまりおいしくない可能性が高いので避けましょう。