アロエ

クレオパトラが化粧水として使った「アロエ」

花名のアロエは、アラビア語で「苦味ある」を意味する「alloeh(アロエ)」が語源です。アロエの花言葉は、「苦痛」「悲嘆」で、葉に棘(トゲ)があるからと言われています。

紀元前1550年頃に書かれた医学書エーベルス・パピルス(Ebers Papyrus)にはすでにアロエが薬用として使われていたことが示されています。古代から怪我の治療や体調維持に使われていたことが伺えます。クレオパトラも美貌維持のため化粧水としてアロエを利用していたことは有名なエピソードとして現代に伝えられています。
中国では「蘆薈(ろえ)」と言われ、中国から鎌倉時代に日本にも渡ってきたと言われています。今ではヨーグルトやドリンクや化粧品などアロエが含まれた商品も多く、私たちの身近な存在となっています。

アロエの特長

アロエの種類は世界で300種類あると言われていて、「アロエベラ」「キダチアロエ」「ケープアロエ」「ソコトラアロエ」が有名です。日本で流通しているアロエは主に「アロエベラ」と「キダチアロエ」になります。

  • アロエベラ・・・葉が大きく分厚いのが特徴で、アロエヨーグルトに用いられている
  • キダチアロエ・・・日本の気候との相性がいいため広く普及
  • ケープアロエ・・・南アフリカケープ地方で栽培。医薬品原料として使用される
  • ソコトラアロエ・・・ソマリア沖ソラトコ島産。医薬品や化粧品に使われる

アロエの苦みの正体はアロイン。胃腸の働きを活発にする効果があり、便秘の改善や下剤として使われます。

アロエエモジン・アロエチン・アロエニン・アロエシンには、鎮痛作用や殺菌抗菌作用があります。葉肉に含まれているムコ多糖類は、火傷(やけど)や日焼けによる皮膚の炎症を抑えます。