「温州みかん」の読み方を正しく読める?温州みかんの由来と品種

「温州みかん」の読み方を正しく読める?温州みかんの由来と品種
原料・成分

「温州みかん」の読み方は、意外に間違える人も多いのではないでしょうか。普通の蜜柑(みかん)と何か違うのでしょうか。今回は読み方を間違えやすい「温州みかん」について、読み方や名前の由来、品種について紹介します。

「温州みかん」の読み方をわかりますか?

「有田みかん」「愛媛みかん」「宮川早生」「南柑20号」などみかんの品種はたくさんありますが、これらはどれも「温州みかん」のことを指します。
店頭では、みかんのブランド名が表示されていることが多いので「温州みかん」という言葉は見かけることは少ないかもしれませんね。

一般的に「みかん」のことを指す場合は「温州みかん」のことです。つまり「みかん=温州みかん」と言っても過言ではありません。

さて、「温州みかん」の読み方ですが、正解は「うんしゅうみかん」です。
「おんしゅう」と思った方は残念ながら不正解です。お店でも間違った読み方をしないようにしましょう。

「温州みかん」の名前の由来

温州みかんの原産地は日本ですが、名前の由来は中国の温州です。

中国温州に滞在していた僧が鹿児島県長島に瓯柑というミカンを持ち帰ったことが始まりです。15世紀初頭頃に鹿児島県長島に伝来しました。瓯柑はタネがあるミカンでしたが、そのうちタネがないミカンが現われました。それが温州みかんの始まりです。

その間、中国ではタネなしの温州みかん程のミカンを作ることができませんでした。1900年代になってから、東京帝国大学の農業科学科の中国人学生によって温州みかんは中国に持ち帰られ、中国でも改良が進みました。

「温州みかん」の旬はいつ?

「温州みかん」の旬は品種によって違います。温州みかんの品種は大きく4つに分かれます。

温州みかんの品種4タイプ

  • 極早生温州
    宮本早生や日南一号や上野早生など。9月から10月頃に掛けて収穫される。
  • 早生温州
    宮川早生や興津早生など。10月から12月頃に掛けて収穫される。
  • 中生温州
    藤中温州や瀬戸温州など。11月~12月頃に掛けて収穫される。
  • 普通温州
    青島温州や十万温州や大津四号など。1月以降に収穫される。

また、ハウスみかんもあり、5月〜9月頃に収穫され、スーパーなどで販売されています。

「温州みかん」の品種一覧

明治以降に各地でみかんは生産されるように、各地で様々な品種が開発されました。なかでも、和歌山や愛媛、熊本、静岡は、みかんの生産で有名です。

「収穫量トップ10

収穫量(t)
全国 741,300
和歌山 144,200
愛媛 120,300
熊本 85,700
静岡 81,700
長崎 52,800
佐賀 51,100
広島 31,500
愛知 23,500
福岡 20,800

 

出典:農林水産省「果樹生産出荷統計」(平成29年産)

収穫量トップ5の県の主なブランドを紹介します。
和歌山県のブランドは、早生種が中心の有田みかん、普通温州が中心の下津みかん紀南みかんなどがあります。
愛媛県には、西宇和みかん(日の丸みかん・豪琉頭日の丸千両・日の丸千両・百年蜜柑などのブランド名を持つ)があります。
熊本県には、河内みかん(夢の恵などのブランド名を持つ)や天水みかんがあります。
静岡県の温州みかんでは、高いブランド力を持つ三ケ日みかんが全国的に有名です。
長崎県には、西海みかん(味っ子・味まる・ながさきの夢・味ロマンなどのブランド名を持つ)などがあります。

RELATED ARTICLE