ジャパニーズスーパーフード「抹茶」の効能

効果・効能

ジャパニーズスーパーフードとして注目を集めている「抹茶」。

抹茶が使われているお菓子や飲み物も多くあり、皆さんも抹茶ケーキや抹茶ラテなど一度は食べてみたことはありますよね?

実は抹茶はジャパニーズスーパーフードの食材のひとつ。世界でも知られているほど、栄養価の高い食品です。抹茶は、世界には「MACHA」として知られています。
スーパーフードであり、ジャパニーズスーパーフードでもある抹茶の効能を紹介します。

抹茶がスーパーフードである理由

健康志向の高い人からは、スーパーフードとして抹茶は人気を集めています。
そもそも「スーパーフード」とは何でしょうか。
スーパーフード

スーパーフードとは

スーパーフードという言葉はアメリカ発祥で、1980年代にアメリカの専門家の間で使われ始めた言葉です。2000年代以降に、スーパーフードについてまとめた書籍なども発行されていき、一般に広まりました。

スーパーフードの定義

  • 栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。
    あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。
  • 一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、
    料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。

出典:一般社団法人 日本スーパーフード協会

どんな食品がスーパーフードと呼ばれるのかというと、発祥地のアメリカで「スーパーフード」として認知されていることが、重要です。
スーパーフードは、アメリカでスーパーフードとして認知され、評価されている食品です。長らく人の健康に寄与し、安全である食品がスーパーフードとなります。
また、スーパーフードには、ジャパニーズスーパーフードという分類があります。

ジャパニーズスーパーフード

ジャパニーズスーパーフードは一般社団法人 日本スーパーフード協会が世界に推奨する食品。

ジャパニーズスーパーフードの定義
日本の食文化や日本人の健康への貢献度の高い食品や、日本の伝統食を再構築や国内外への普及を目指すための食品という定義があります。

抹茶の栄養価

抹茶は100gあたり324.1 kcal。
一杯あたりの抹茶の量は、おおよそ1.5gと言われています。つまり、一杯あたりのカロリーは、4.9Kcalになります。

抹茶には、ビタミンやミネラルなどの多くの栄養素が含まれています。
また、ポリフェノールの一種である「カテキン」、渋みや苦み成分である「サポニン」、アミノ酸の一種の「テアニン」、お茶の苦みである「カフェイン」などの有効成分が含まれています。

抹茶に含まれる主な栄養価

栄養素 含有量(100あたり) 栄養素 含有量(100あたり)
炭水化物(g) 39.5 ビタミンK(μg) 2900
脂質(g) 5.3 ビタミンB1(mg) 0.6
たんぱく質(g) 30.6 ビタミンB2(mg) 1.35
ナトリウム(mg) 6 ビタミンE(mg) 28
カリウム(mg) 2700 ビタミンC(mg) 60
カルシウム(mg) 420 葉酸(μg) 1200
マグネシウム(mg) 230 パントテン酸(mg) 3.7
リン(mg) 350 水溶性食物繊維(g) 6.6
(mg) 17 不溶性食物繊維(g) 31.9
亜鉛(mg) 6.3 飽和脂肪酸(g) 0.68
(mg) 0.6 一価不飽和脂肪酸(g) 0.34
カロテン(μg) 2800 多価不飽和脂肪酸(g) 2.16

 

出典:日本食品標準成分表

抹茶の効能

抹茶とは

抹茶とは、碾茶(てんちゃ)を粉末したものです。

混同されやすいのに甜茶(てんちゃ)があります。漢字が違いますが読み方は同じ。

碾茶(てんちゃ)と甜茶(てんちゃ)の違い
甜茶は中国茶で飲まれる甘みのあるお茶。
碾茶は蒸した茶葉を乾燥させて製造します。石臼で挽いて抹茶になります。使われる茶葉は玉露と同様で、収穫前に遮光した茶葉を使います。遮光した茶葉はテアニンを多く含み、カテキンが遮光しない茶葉と比べて少ないのが特徴。

脂肪を燃焼し、肥満予防

抹茶に含まれるカテキンは、脂肪を効率よく燃焼させる働きがあります。継続的に摂取することで内臓脂肪を減らす効果が期待できます。

リラックス効果・集中力アップ

抹茶に含まれる旨み成分「テアニン」には、脳や神経の機能を調整しリラックスさせる働きをします。睡眠の質の改善にもつながると言われています。

認知症予防

認知症とは、脳の神経が壊れ、認識したり、記憶したり、判断したりする力が衰え、日常生活を営めなくなることです。認知症の治療法は今のところありませんが、食事や運動を行い健康的に暮らすことが重要と言われています。

テアニンには脳の神経細胞を保護する働きがあるこが明らかにされています。認知症予防、認知症の症状緩和にテアニンの可能性が注目されています。

参考:緑茶に含まれる旨み成分「テアニン」による脳神経細胞保護作用のメカニズムを解明

便秘解消

便秘に良い成分は食物繊維や乳酸菌です。
抹茶には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2つの食物繊維が含まれています。

食物繊維はビフィズス菌の栄養源。腸内で発酵・分解されビフィズス菌を増やすので、整腸作用があります。

  • 水溶性食物繊維
    水に溶け、ゆっくり移動し、糖質の吸収を緩やかにするので、食後の血糖値上昇を抑えます。また、胆汁酸やコレステロールに吸着し、体外へ排出します。
  • 不溶性食物繊維
    水分を吸収し膨らみ、腸を刺激して便を出しやすくします。

食物繊維は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を2:1で摂取することがオススメされています。抹茶は水溶性食物繊維より不溶性食物繊維が多く、バランスよく摂取できます。

アンチエイジング

抹茶には抗酸化物質が多く含まれています。
活性酸素は体内に侵入してきた細菌やウィルスを攻撃し、除去します。しかし、増えすぎると、正常な細胞も攻撃してしまい、動脈硬化や老化をまねくと言われています。
抹茶に含まれるカテキンなどの抗酸化力の強い物質は、活性酸素を除去する作用が高いため、しわやシミの予防につながります。

美肌効果

ストレスや紫外線などで増えた活性酸素は、メラニン色素を過剰に生成し、シミを増やします。
抹茶にビタミンCが含まれています。ビタミンCはメラニン色素の生成を抑える働きがあると言われています。カテキンにも活性酸素を抑制する働きがあります。
ビタミンCとカテキンを摂取できる抹茶で、メラニン色素を抑制し、美肌へ。

虫歯予防・口臭予防

抹茶の中のフッ素化合物は虫歯予防、口臭予防に効果があるとされています。

 

ガン予防

ポリフェノールの一種のカテキンは、抗酸化力の強く、大腸ガンなどの癌予防に良いという報告があります。

抹茶は抗酸化物質であるビタミンE、βカロチンなども摂取できます。

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