原さん一家「食中毒予防の巻」〜梅雨時に多い食中毒〜

食中毒
料一
O157か。
食中毒のニュースですか?
万里子
料一
老人ホームで集団食中毒だって。
加熱が不十分だったんでしょうかね。高齢者と乳幼児は重症化するって聞きますから、うちも気をつけなきゃ。高齢者が二人もいるんですから。
万里子
料一
あの二人は大丈夫だろう。俺なんかより抵抗力がありそうだ!
70代半ばと80ですよ。見た目は元気でも体力はおとろえてますよ。それに、食中毒って怖いんですよ。下手をしたら命に関わりますからね。
万里子

梅雨時から夏にかけて食中毒を起こす主な原因菌

  • 腸管出血性大腸菌
    O157、O111といわれている菌です。食肉に附着し、生で食べたり加熱不十分だったりすると発症します。強い腹痛と水のような下痢、出血性の下痢に襲われます。
  • サルモネラ菌
    牛、豚、鳥などの食肉と卵が原因食品です。激しい胃腸炎、吐き気、嘔吐などの症状が現れます。
  • カンピロバクター
    牛や豚、鳥、犬、猫の腸にいる細菌です。加熱不十分で食すると発症します。初期症状では発熱、頭痛、筋肉痛が現れます。
  • ウエルシュ菌
    人間や動物の腸管や土壌に広く生息する菌で酸素のないところで増殖します。食後6〜18時間で発症し、腹痛、下痢の症状が現れます。カレー、煮魚、野菜の煮付けなどが原因食品です。
料一
2日目のカレーっておいしいんだけどなぁ。
煮物なんかは、残ったらすぐ冷蔵庫にいれて、早めに温度を下げるようにしているのよ。次にたべるときは、カレーなんかはしっかり火を通すようにしているわよ。だからね、外で食べるときは、早めに言ってもらわなきゃ困るんです。何度も煮直したら、味も落ちるし、特にこの時期はね。
万里子
料一
はい、はい。細菌って6月から8月、9月にかけての高温多湿が好物らしいからな。
そうなんですよ。これからの時期は細菌が活発になって増殖するんですって。だから、食中毒を防ぐ三原則というのがあるんですよ。
万里子

食中毒を防ぐ三原則

  • つけない
    細菌は肉、魚、野菜についている可能性があります。食材に細菌をつけないためには、調理器具を清潔にして使うことです。肉や魚を切ったまな板や包丁は、その都度きれいに洗いましょう。熱湯消毒するのもいいです。
  • 増やさない
    細菌は20℃以上で活発化します。冷蔵庫を活用することが肝心ですが、過信しないことです。冷蔵庫内の温度は2~6℃です。が、冷気の吹き出し口の段がが温度が低めです。そのうえで上手に保管しましょう。
  • やっつける
    野菜などはきれいに洗う。肉や魚は十分に加熱する
料一
つけない、ふやさない、やっつける、か。なるほどね
わたしはね、それにもう一つ付け加えているんですよ。
万里子
料一
なんだい?
免疫力のつく食事。同じものを食べても人によって、食中毒になる人もいれば、まったく平気な人もいるんですよ。それって、免疫力の差だと思いません?
万里子
料一
思いません?といわれてもなあ…
あのね、免疫力は60~70%は腸内にあるんだって。いつだったかテレビでやってたんだけど、健康を保つためには腸内環境を整えることが大事になるの。それには発酵食品や食物繊維がいいんだって。味噌とか漬物とか、まあ、うちはぬか漬けにみそ汁ですけど。免疫細胞を活性化させるには、タンパク質、ビタミンA,ビタミンEをとるのがいいのよ。
万里子

味噌

料一
要するに、栄養バランスを取ってなんでも食べればいいんだ。

まとめ

梅雨時は体調不良におちいりやすいので、食事のケアはとても大事です。
規則正しい生活、適度の運動などで、しっかり健康管理をし、食中毒の注意喚起も怠りなく、うっとおしい梅雨の季節、それに続く不快な暑さに対処しましょう。

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