梅雨はインナードライ肌になりやすい?!

インナードライ

ジメジメした梅雨がもうすぐきますね。
なんとなく、お肌がべたつく、、、化粧崩れが気になる、、、
など、お肌の不調が多くなる梅雨の季節。
まずは、梅雨の時期はお肌の状態がどうなっているのか、お肌の理論から見ていきましょう。

肌に適した湿度とは??

実は、美肌を作る最適な湿度があるのをご存知ですか?
一般的に、室内の理想的な湿度は40~60%です。
肌にとって理想的な湿度は、60~65%と言われています。

何と、梅雨の時期は湿度が80%に近づいてます。
80%という湿度は過剰な湿度で、肌はベタつき、メイクもすぐに浮いてしまいます。
皮脂と老廃物が肌の表面で混じり、テカリも気になります。

しかし一見、肌の表面が湿っているような感覚に陥り、ベタつくからといってクリームの量を減らしたり、保湿ケアをおざなりにしていると、インナードライが進行します。

インナードライとは?

インナードライとは、肌の表面は皮脂でテカテカしているのに、肌の水分量が少なく内側が乾いている状態のお肌の事です。
お肌の水分量が少ない為、これ以上の水分蒸発を防ぐために、一生懸命皮脂を分泌しているのです。

健康的なお肌の水分量は、角質層に約20%の水分を含みます。
簡単にいうと、水分量がそれ以下になった状態を乾燥肌と言います。
これが、乾燥性脂性肌です。

梅雨のインナードライになる原因5つ

1.冷房や除湿

ムシムシした梅雨の時期、エアコンや除湿をすると、涼しく快適になりますが、
長時間かけていると、空気がどんどん乾燥し、お肌にはダメージがかかります。
エアコンの冷房や、除湿機能を使うと室内の温度は、室外よりも10~20%くらい下がります。
なので、例えば湿度76%の日、除湿機能を使った室内は56%になる場合があります。
60%が美肌を作る最適な湿度ですので、これは肌の潤いを保つためには、ギリギリのラインです。
これよりも、室内が乾燥すると肌も乾燥します。
室内に湿度計を置き、こまめにチェックする習慣を身につけましょう。

2.紫外線による乾燥

梅雨時は、曇りや雨の日が多いため、つい油断してUVケアを怠りがちです。
実は6月が一番、紫外線量が多く降り注ぐと言われています。
また、春から夏にかけて紫外線による肌の抵抗力がダウンするため、紫外線によるダメージも非常に大きいのです。
紫外線には、UV-A波とUV-B波がありますが、UV-A波は肌の奥の真皮層まで届きます。
そのため、コラーゲンが破壊され、特にシワやたるみの原因にもなります。
真皮層の状態が悪くなれば、その分栄養が細胞に行き届かなくなり、当然表皮の状態も悪くなるため、水分保持能力も下がりインナードライが進行します。
このUV-A波は、5月~6月に最も降り注ぎます。

3.汗

汗をかくと肌が乾燥することをご存知ですか?
実は、汗によって肌が乾燥する理由は3つあります
まず、一つ目。汗は水分です。
単純な理論ですが、水分が汗として出ていけば、当然お肌は水分を失い乾燥します。

二つ目は、肌のバリア機能である皮脂膜が汗の水分によって流れてしまい、バリア機能が低下してしまうからです。

最後に三つ目は、汗をかいて拭かずに放置してしまうことで、肌の角質層がふやけて構造が壊れやすくなります。
さらに、汗をゴシゴシ拭きとると摩擦によって角質層が剥がれてしまい、バリア機能が弱まってしまうこともあります。

4.保湿ケアの怠り

エアコンや除湿などの影響を受けないお肌を作るためにもしっかりして保湿ケアが必要です。
ベタつくからと、ついつい保湿ケアを怠りがちに。
さっぱりタイプの化粧水でスキンケアを終らせたり、クリームを塗らないでいると水分は汗と一緒に蒸発してしまいます。

5.洗顔のしすぎは要注意

肌のテカリやベタつきが気になると、どうしてもさっぱりしたいために、頻繁に洗顔をしたくなります。
しかし、洗顔のしすぎは肌にとって必要な皮脂までも奪ってしまい乾燥を招きます。
肌の水分と皮脂のバランスを上手に保つためにも、洗顔は朝と夜の1日2回にとどめ、
ゴシゴシ洗わずに、優しく丁寧に洗うことを心掛けましょう。
また、低刺激の洗顔料を使用することも大切なポイントです。

 

肌の潤い成分とは?

インナードライの原因が分かったところで、肌の潤いの仕組みを見ていきましょう。
肌が本来もっている潤い成分は3つあります。

潤い成分1:皮脂膜

汗腺から分泌される汗(水分)と、毛穴から分泌される皮脂(油)が混じり合って構成された天然のクリームです。
肌表面に薄い膜を形成します。
外部からの刺激から肌を守ること、肌水分の蒸散を防ぐという役割りがあります。
水分と油分のバランスが崩れると、バリア機能が低下し乾燥が進行します。

潤い成分2:天然保湿因子(NMF)

角質細胞内にある天然の保湿因子は、約半分はアミノ酸で形成されています。
角質細胞の中で水分を抱え込み、逃がさない役割りがあります。
この、NMFが減少してしまった肌は、必要な水分を保持することができなくなり肌荒れやカサつきが起きます。NMFが十分でない肌はどんなに水分を与えてもすぐに乾いてしまいます。

潤い成分3:セラミド

細胞間脂質と言われるセラミドは、角質細胞と角質細胞同士をつなぎとめ、さらに水分を抱え込む働きを持ちます。
セラミドが減少することで、角質細胞脂質の量が減り角質細胞をつなぎとめる力が弱くなります。その為、肌の水分がどんどん逃げてしまいます。

これら3つの潤い成分が減少することで、インナードライ肌はどんどん進行します。
3つの潤い成分は、角化=ターンオーバーという表皮細胞の入れ替わりによって出来るものです。
この、細胞の入れ替わりは通常28日周期が理想ですが、肌トラブルや、外部の環境、年齢や、間違ったケアなどで乱れてしまいます。
特に、梅雨時期~夏場は環境が過酷なため、ターンオーバーが特に乱れやすいです。

 

インナードライ肌の洗顔

インナードライ肌の大きな原因となる洗顔。
洗顔料は極力肌への負担が少ないものを使用しましょう
下記の成分は、水分不足の肌には不向きなので、注意しましょう。

インナードライ肌にNGな洗顔成分

  • AHA(フルーツ酸)
  • スクラブ、ゴマージュ類
  • 酵素洗顔(パパイヤ酵素等)
  • オイル系のクレンジング・洗顔
  • アルコール類(エタノール)

フルーツ酸や、スクラブ・ゴマージュ類は、角質を無理に剥がしてしまうため、肌表面の皮脂膜や、セラミドが奪われてしまうため、更に乾燥が進み、肌が不安定になります。
また、オイルクレンジングや、アルコール類は、肌の刺激が強い為、避けましょう。

インナードライ肌にオススメの洗顔料成分

  • アミノ酸洗浄剤/ココイルグルタミン酸、TEA、コカミドDEA等
  • ヒアルロン酸/ヒアルロン酸Na
  • NMF(天然保湿因子)/セリン、グリシン、アラニン等

インナードライ肌の洗顔は、肌の潤いを出来るだけ守りながら、汚れを落とすことが大切です。
肌への負担が少ない「アミノ酸系界面活性剤」が使用された洗顔料を使うのが最もオススメです。
アミノ酸は、元々人間の肌に存在するので、親和性も高く肌への刺激や負担が少ないため理想的です。

インナードライの状態は見た目では判断できない肌状態でもありますが、気がつかない間になっていたり、インナードライ肌を加速させないように梅雨~夏の時期は特に注意してうるおい溢れる美肌を目指しましょう。

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