桜(さくら)は見ても、食べても、嗅いでも効果的?!様々な効果とは

桜
原料・成分
効果・効能

日本人なら誰しも知っている桜がもたらしてくれる美容効果や、美肌効果を詳しくご紹介します。桜が美容に効果があるのは意外と思われますよね。実は、桜はお花見だけでなく、美容でも注目をされています。桜はお肌以外にも髪の毛にも効果があると言われています。

桜の歴史

日本を代表する桜、日本人は古くから、神が宿る神聖な木として桜を愛してきました。
歴史を辿ると、日本最古の歴史書、古事記や万葉集などにも出てきます。
桜の種類はたくさんあるのですが、ソメイヨシノや八重桜、しだれ桜や寒桜などが代表的です。

ソメイヨシノ

ソメイヨシノ

八重桜

しだれ桜

しだれ桜

桜の魅力とは、長い四季の中で、ほんの2~3週間程度しか咲いていない、まして満開の桜を見られるのは、ほんの一瞬です。
それでも、日本人の心に残る、とても美しく儚い桜ですが、実は桜の花に含まれている成分には、高い美容効果があるのです。

桜がもたらしてくれる美容効果や、美肌効果を詳しくご紹介します。

桜の花に含まれる成分

桜の花エキスは、水溶性の液体で、桜の中でも八重桜<関山>の花びらから抽出されたエキスです。
主な含有成分は、カフェオイルグルコース、フラボイノド配糖体ケルセチングルコシド、フェニルプロパノイド配糖体です。
これらの成分が機能性成分と作用して、美容・美肌効果が期待できます。

主に使われている桜の花エキスのスキンケア

桜の花エキスが、配合されているスキンケアも近年かなり増えてきています。

シャンプー、石鹸、化粧水、乳液、美容液
シートパック、ボディソープ
ハンドクリーム、ボディクリーム
サプリメント
香水、入浴剤 など。

様々な商品が販売されています。

目的に合わせて、桜の花エキスが配合されている商品を試してみると良いでしょう。

桜のお肌への効果

老化を促進させる糖化現象の抑制

私たちの身体は、ほとんどがたんぱく質からできています。
たんぱく質には体内に入った糖と結びつきやすい特徴があり、この糖+たんぱく質の結合によってAGEs(糖化最終生産物)という異常たんぱくが作られます。
このAGEsというものこそ、老化促進物質です。
この、AGEsという老化物質は体内で分解されにくく、お肌に蓄積されることでシワたるみ黄ぐすみなどの原因に。
桜の花エキスはAGEsの生成を抑え、アンチエイジングに大変、効果的です。

コラーゲンやエラスチンの生成を促す

お肌は、上層から表皮・真皮・皮下組織という3層で出来ています。

お肌の構造

肌の構造

お肌の大部分を占める真皮層には、張りや弾力を与えるコラーゲンエラスチンヒアルロン酸があります。
これらの真皮成分を生成しているのが線維芽細胞というお母さん細胞ですが、糖化が進むことでこの線維芽細胞のアポトーシス(細胞死)を誘発してしまいます。
これが原因で、張りや弾力がなくなり、シワたるみの原因に。

桜の花エキスは、このアポトーシス(細胞死)を抑制してくれるため、コラーゲンやエラスチンの生成量が低下や劣化を抑制するだけでなく、生成も促進してくれます。

シミやくすみの改善

シミの元となるメラニンは、元々はチロシンという物質ですが、このチロシンが、チロシナーゼ酵素という酸化酵素の働きによって酸化することで、最終的にメラニンという黒化物質となり、シミになります。
メラニン
このメラニンを作り出してしまう、チロシナーゼ酵素の抑制をする作用が桜の花エキスにはあるため、シミやくすみの改善など、美白効果があります。

赤ら顔や、炎症の改善

赤ら顔は、毛細血管の拡張により、炎症物質が流出すること、また外部刺激による炎症などで悪化します。桜の花エキスには抗炎症作用があり、赤ら顔や炎症を抑制してくれる作用があります。

お肌以外にも桜の効果がある?!

桜の髪の毛への効果

桜の花エキスには、お肌同様に髪の毛にも潤いを与え、張りやツヤを保つ効果も認められており、シャンプーやコンディショナー、ヘアパックなどにの製品も増えています。
桜の花エキスを配合したヘアケア用品には、髪の毛をコーティングして髪の内部から水分が奪われるのを防ぎます。
また、髪表面に滑らかさをもたらし、触った時のサラサラした感触がでることや、毛先の広がりを抑える効果もあると言われています。

桜の香りにも素晴らしいパワーが?!

桜の花が持つ香りにも、さまざまな効果があると言われています。

  • 抗菌作用
  • リラックス効果
  • 血行促進
  • 咳止め効果
  • 二日酔い防止効果
  • 血圧を下げる
  • 鎮静作用
  • ストレスによる食べ過ぎ防止

桜の香りと言われているものは、クマリンという成分です。
美しく咲いている桜の花や葉の中ではクマリンは、糖と結合した別の状態で存在するため、香りはしません。
お花見をしてても、桜の香りはしませんよね。
なので、桜のアロマオイル(精油)は存在しません。
桜エキスのスキンケアも、桜をイメージする香りで出来ています。

ここでは、桜の香りをイメージしたブレンドアロマを用いた、簡単バスソルトの作り方を2つご紹介します。

桜の香り入浴剤

ブレンド例①

  • ジャスミン
  • サンダルウッド
  • バニラ

ブレンド例②

  • プチグレン
  • ローズゼラニウム
  • パチュリー
  • レモン

3つ〜4つのアロマオイルを同じ割合でブレンドすると桜の香りのイメージを表現できます。

ブレンドしたアロマオイルを、天然塩や死海の塩、エプソムソルトなどと合わせます。そうすると「簡単!桜の香りアロマバスソルト」の出来あがり。

生の桜の花や葉からは香りがしませんが、実は、塩づけをすることで、糖と分離し、クマリンが生成され桜餅や、桜茶の、あの香りが放出されます。

桜の摂取方法は?

桜レシピ

桜は、とっても美容にも良い食べ物なので、簡単にできる桜レシピを2つご紹介します。

桜の塩漬け

桜茶や、あんぱん、桜ご飯や桜餅などさまざまな桜レシピに使えます。

材料
  • 八重桜 100g
  • 塩 25g
  • 白梅酢 1/3カップ
 手順
  1. 桜は花びらと軸のみにする。よく洗い、水気を切る。
  2. ガラスのボウルに桜を入れて塩をまぶす。200gの重石をして、常温に置く。
  3. 水が上がってくるので、上がってきたら重石を外します。(2~3日程度)出てきた水を捨て、桜の花をしっかりと絞り、水気を切る。
  4. ガラスのボウルを空にして、きれいに洗い桜の花を戻し入れ、白梅酢を注ぎ、再び軽く重石をして1週間常温で漬けておく。
  5. 1週間後、水気を絞り、平ザルに広げて陰干しする(半日程度)
    花びら全体に塩(分量外、適量)をまぶして保存用の瓶に入れて冷蔵庫で保存する。

簡単レンジで桜餅

材料(10個分)
  • 道明寺粉 250g
  • 水 400cc
  • 赤色食用色素 ほんの少し
  • こしあん 200g
  • 塩 ひとふり程度
  • 桜の葉塩漬け 10枚
手順
  1. 桜の葉の塩漬けは、ボールにお水(分量外)を入れ塩抜きしておく
  2. こしあんは10等分にしてまるめておく
  3. 耐熱容器に道明寺粉を入れ塩をひとふりと水400cc入れ混ぜ合わせる
  4. 赤色食用色素を爪楊枝の頭2回分を加えて混ぜる
  5. ラップをふんわりかけ電子レンジで4分加熱
  6. 4分後、少し冷ましてから10等分に分け、手で平らに伸ばして真ん中にこしあんをのせて包む
  7. 塩抜きした桜の葉を巻いて出来あがり

 

めちゃくちゃ簡単桜アイス

材料
  • 市販のバニラアイス1カップ
  • 桜の花塩漬け(手作りでも市販でも)
手順
  1. 桜の花の塩漬けの塩を洗って、水分をペーパーナプキンで取ってみじん切りにする。
  2. 市販のバニラアイスを少し溶けさせて1を混ぜる
  3. 器に盛り、最後に飾りで桜の花の塩漬けをのせて出来上がり
  4. 市販の桜の花の塩漬けは、お茶コーナーに桜茶として売っています。

桜の花エキスが含まれるサプリや食品での摂取

桜の花エキスは、他の成分との親和性や安全性にも優れています。
特に美容成分でのコラーゲンとは良好な相性を発揮します。
ドリンクや、タブレット型のサプリや、キャンディーやゼリーなどに配合することもできるため、桜の花エキスを配合したサプリが増えています。

 

いかがですか?
桜の魅力は、美しいだけでなく、さまざまな美容効果があります。
これからは、桜を美容と健康のためにぜひ、活用してみてください。

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